オンリーワン企業創出事業

北九州オンリーワン企業　2009

第１回認定式・記念講演会が開催されました

　平成２１年７月１日、北九州イノベーションギャラリーにおいて、『第１回北九州オンリーワン企業認定式・記念講演会』が開催されました。
　この認定は、北九州発のオンリーワン技術・製品を提供する中小企業を北九州市の看板企業として広く情報発信しておくもので、会場には１００名を超える経営者や市民などの参加がありました。

認定会の様子

＜左から北橋市長、松島社長、渡部社長、森田社長、坂本講師による記念撮影＞

認定式

　第１回認定企業の（有）小倉クリエーションの渡部英子社長、（株）タック技研工業の森田弘社長、（株）松島機械研究所の松島徹社長へ、北橋健治北九州市長からオンリーワン企業認定証が手渡され、市長あいさつに続いて、認定企業３社による自社製品・技術のプレゼンテーションが行われました。

・（有）小倉クリエーション
　伝統ある小倉織を機械織りで復元した『縞縞　SHIMA-SHIMＡ』を開発

・（株）タック技研工業
　小型でコンパクトな『切削用モータ・ユニット品』を開発

・（株）松島機械研究
　パルスレーダー方式マイクロ波レベル計の国産化に成功した唯一のメーカー

認定証

　「認定証は、小倉織をベースに作製されたもので、内側には認定製品を紹介したステンレス・プレートが貼付されています。」

記念講演会

「日本でいちばん大切にしたい会社」
　法政大学大学院教授　坂本光司氏

　記念講演講師の坂本先生から、「オンリーワン商品を作るにはどうすればよいか。全ての社員が新商品を、付加価値の高い商品を、そしてオンリーワン商品を作りたいと思うような社風をつくらないといけない。
　そのためには、社長は従業員の幸せを念じ、従業員は顧客満足度の高い商品開発に専念するという『天使のサイクル』が構築される必要がある。北九州市の認定を受けるということは、企業にとっては名誉なことである。
　特に中小企業にとっては多くの人に知ってもらうということが一番難しいことなので、こうした事業はこれから１０年、２０年と続けていくことが大切である。
　ぜひ、中小企業振興に役立ててほしい。」とエールがおくられました。